キスする香りの開発

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今週は「新しい開花フレグランス」の改良作業と
3月20日にまぐわいEXPOで出店する時に出す「キスする香り」の改良作業に勤しんでおりました。
(まぐわいEXPOとは?)

キスする香りは金運の香りを作る途上で偶然できたものだったのですが
そこに入れるシベット(高級コーヒーで有名なジャコウネコの分泌物)の分量を
いくつかのバージョンで試す作業をしていて
ようやく「これだ!」という分量を見つけられてました!


この分量というか濃度というか濃さも
個人で好みがあるな、という発見もありまして
例えば僕はアルコール飲む時にも
アルコール度数の高いものでないと飲んだ気がしない笑

酔っ払った気がしないのですが笑

香りの濃さ、強さにも好みがあって
たくさんの方に好まれる香り、っていうことにフォーカスして

バリバリーのスタッフのみんなに嗅いでもらいながら
みんなが良いと感じる一致を見つけていって

分量を決めていく作業がまた面白いものでした。

また「新しい開花フレグランス」ですが
前に作ったものがとてつもなく良いものだったのですが

これの再現がなぜかできなくて
いろいろ試していたのですが

なかなか「これだ!」という香りに辿り着けなくて難航しておりました。

いろいろ新しいものも添加していったりするのですがそれでもなかなか、、、
基本に立ち戻り、過去の記憶を掘り起こすと
そう言えばあの香りを作った時は間違ってアンバーチンキを蒸留してしまっていたことを思い出したりして今日、同じ作業で再現しておりました。
その作業をよっしーと一緒にしていると
細かなところによっしーのこだわりが垣間見られ

例えば、、

ローズ精油は膜ができていることがあるので温めてトンと一度叩いてから添加する
濾過する前の材料を混ぜる順番や温度

などなど

神は細部に宿ると言いますが

長年の経験で培った「よっしーの中での常識」が僕の中ではまだわかってなくて

結果染み付いてもいなくて

そういう細かなことの積み重ねでまた出来てくるものが違ってくるのかも?
(料理みたいに)って思いました。

そして出来たものは、、、
今週いろいろ試作した中では一番いいかも!?というベースのものが出来上がって。。

ほっとしたところです。
ここから新たに添加した方が良いアイデアがいくつかあるので

その分量を試行錯誤しながら加えていく予定です。

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