タラニの文章めちゃええなぁ✨

カビールのことを書こうと思うと、何故か涙が出てくる。

この人のことは、本当に意味がわからない。

この投稿を書くために写真を集めていたら、この３年半のことをいろいろ思い出し、胸が込み上げ、また涙が出てくる。

そしてこの涙が何の涙か分からないのが、この方の不思議さだ。　

 

こちらのイケオジが（笑）、Kabir Takamichi Katsuuraです。

私の瞑想の名前「Ma Prem Tarani」の名付け親で、タントラライフ ジャパン というグループの主宰で、日本にタントラや瞑想を伝える活動をしています。

 

私とカビールとの出会いは約３年半前で、「あっこちゃんに合うと思うから行ってみたらいいよ」と知人に勧められて熊本でのタントラのワークショップに参加したのがきっかけです。

 

見た目の第一印象は、サーフィンとかヨガとか自然派な感じ＋おしゃれ好きな、この界隈にいそうなイケてる感じの人、というイメージ。

あー自分にはあんまり縁がない人だな、と思っちゃいました(笑)

 

でもワークショップが始まってみてびっくり。

タントラが何なのか、本当にな～～～んにも知らずに行ったのですが、武術のシステマのように、まず呼吸して～とか、足裏を感じて～とか、身体の感覚を研ぎ澄ませていく感じでスタートしていったのだけど、凄いのはそこから更に自分が震動にまで微細に分解されること。

そしてそこからなんとダンスが生まれてきて、こんなに踊ったことない！というくらい、気が付けばダンスしまくっていたことです。

 

私、本当に、どんな先生が教えても、全然踊れない人だったんですよ。

自分でも目を見張るような多彩で自由で伸び伸びした動きが自分の身体の内側から次々と生まれてきて、びっくりを通り越して感動しました。

 

ダンスって人間の原初の行為。

自分の命の原初のエネルギーの強烈さをダンスから感じました。

 

そのあとも、生まれてから現在までの、様々な人間模様や心模様を走馬灯のように対面するような不思議なワークがいっぱい。

身体からはエネルギーが解放されてダンスが生まれたように、心から解放されたエネルギーは、様々な感情や記憶、涙、笑い、生き生きした感受性、愛情となり、凄い勢いで溢れていきました。

 

たった一日だったけど、それまでに忘れかけていた人間としての宝ものを取り戻し、過去の傷も癒えていました。

そして、その時に抱えていた問題の答えも、何と一発で見つかってしまう！というすごい体験をしてしまいました。

 

この凄さに衝撃を受けていると、なんと、これはまだまだタントラの入り口にも過ぎない、と言われ、そこから私のタントラと瞑想の探求が始まっていきました。

 

そこから３年半、タラニはカビールファン？と周りに思われるほど、かなりの参加率でカビールのタントラに通っていたのだけど、凄いのは一発で問題は解決したはずなのに、そしてカビールのファンでもないのに(笑)、通い続けていることです。

 

なんで来てるのか分からない。

これはカビールのタントラに来る人の多くから聞くことの一つです。

 

理由がない。

資格や知識など、明確に得るものもないのに。

 

だけど、来る。

なんでだろう、、、。

 

その一つは、最初に体験した時のように、来るたびに自分の命のエネルギーの感覚が開くからです。

来るたびに生き生きしてくる。

 

カビールは、言葉が足らないことが多いです(笑)

気の利いた教えや答えなど、滅多にアドバイスしてくれません。

その代わり、ずば抜けてすごいのが、本人に思い切り「体験」をさせてくれるところです。

特に失敗を。思い切り転ぶことを。

怖くてできなかったこと。

大人になって特にできなくなったこと。

それを凄い信頼で見守ってくれます。

見放してるんじゃ？というレベルで(笑)

手出しせず、でもしっかり見守ってくれています。

 

これはなかなかの胆力と愛がないとできない。

 

失敗とは、今までの人生の中で、それを体験したことない事を体験しチャレンジできたということ。

失敗の豊かさと価値に、どれだけの人が気づいているだろう。

 

そしてこれが一番凄いのですが、ワークをリードする間、まったくカビールというエゴがないことです。

「俺」色が全くない。

まったくの純粋なエネルギーの媒体になっているのだと思います。

 

だから言葉を超え、意識を超えたところに、ダイレクトに強烈に働きかけてきて、変容していく、、、。

 

ここがカビールの1番すごい所だと思う。

 

そう！カビールとの関わり自体がアクティブ瞑想なんだと思う！

ワークショップが終わったあとも、その見えない関わりや変容の影響は続いていく。

 

冒頭で、何の涙か分からない、と書いたのだけど、直接カビールと関わった時間や内容に比例しないくらい何か込み上げてくる理由はこれかも。

私の生きてる様、変容の過程、全てを見守ってくれてきた感じがするからかもしれません。

 

そんな稀有過ぎて表現が難しい、だからこそ凄いので私イチオシのカビールによるタントラと瞑想のワークショップを、熊本で開催します！

 

3年半東京まで通って、私、初めてオーガナイズします。

 

こんなに、「自分を体験する」というのは他にないです！

頭や意識での理解を通り越した、魂レベルで揺さぶられる、まだ知らない自分を是非体験しにきてください。

（詳細、お申込みはコメント欄にて）

 

新しく生まれ変わったような人生を、新しい年に向けて、一緒にスタートさせていければ良いな、と心から思っています。

 

最後の手の写真が、カビールを物語っているように思います。

言葉なく、私たちを引っ張ってくれています。

カビールの名前は、「沈黙を知る人」という」意味だそうです。

私たちには聴こえない、私たちの中の沈黙という本当の声を、聴き逃さずに、誰よりも知る人なのかもしれません