《感受性の高まる香り》まとめ記事２♪

堀内 恭隆

2015年1月15日 · 

以前の僕は、豊かさとは、お金がどれだけあるかということだと思っていました。

年収が多ければ多いほど、稼いでいれば稼いでいるほど豊かな人だと思っていました。

年収を増やして、住んでいる家の豪華さを増して、ファーストクラスで海外旅行へ行くことを夢に描いていました。

でも、ある時から考え方が大きく変わりました。

豊かさとは、感じる力であり、感受性であり、感覚から産み出されるものであることが分かってきました。

例えば、あなたが友人を旅行に誘い、ホテルを予約したとします。

当日、そのホテルの部屋に入った瞬間、当たり前のように入り、荷物をバサッと置き、『まあまあ、いい部屋だよね。』と言われる場合と

部屋に入った瞬間、『なんて素敵な部屋なの！？見てみて、すごくない？？めっちゃ綺麗な景色が窓から広がってうっとりする！この壁紙と部屋全体の調和した感じなんて、たまらないよ！』と言われる場合と、どちらが豊かさを感じるでしょう。

もし僕らが自分以上に感受性が豊かな方と一緒に過ごせば過ごせるほど、いまよりも更に何倍も豊かさを味わうことができるということです。

同じ一泊20000円のホテルであっても、感受性によって、5000円にも、100000円を超える豊かさにも変わってしまうということです。

つまり、僕らの感じる力、感受性が豊かになればなるほど、日常が豊かになっていくということです。感受性が豊かになればなるほど、日々が豊かさに満ちているということになるのです。

もし、年収が2倍になっても、感受性が3分の1になってしまったら、豊かさは少なくなっている可能性があるということです。

もし豊かになるために、心をすり減らし、時間も削り、余裕もなくなり、じっくりと日常を味わうこともなくなり、心がギスギスして空っぽになっていったとすると、それは果たして豊かになっていると言えるかどうか？

もしも少しでも、僕らの感受性が豊かになるということは、生活のなかでの豊かさが増えていくことになるのです。

さらにそれは、周りの人へ豊かさをもたらしているということになるのです。

あなたが、豊かに感じることができ、それを素直に表現しているときには、周りの人へ豊かさをプレゼントしているということになるのです。

あなたが、素直に感動を表現できればできるほど、あなたに触れる人は、身の回りに満ちている豊かさに気づくことができるということです。

僕らの感じる力や感受性は、日常の彩り豊かさへの鍵になるものであり、感受性の高まりは、日々が豊かさに満ちるということへ繋がっていくことでもあるのです。