M・Sさんのご投稿です♫「与えあい」と「さらけだす」について・まとめ記事２

【「与えあい」と「さらけだす」について】

劒持奈央さん・秀樹さんのトークイベントの主催メンバー・まっちゃんの、こちらの記事がとってもよかったのでシェアします。

メンバー同士、本気で自分を生きたいと思っている人たちだから、

本音をそのまま言うことで、時にぶつかったり変な空気になったりします。

このイベント準備の中でも、

上手くいくときって、まっちゃんの言葉のようにお互い「与えあってる」循環が出来ているとき。

上手くいかないときって、あとで考えてみると「●●してくれ」と一方的に自分の欠乏を相手に押しつけてるときだなぁと思います。

「さらけ出す」って子どもに戻る感じがしています。

子どもって「ママ！パパ！僕を見て！聴いて！」「コレして！アレして！」「僕は悲しいんだぞ！怒ってるんだぞ！」のさらけ出し承認欲求のオンパレード。

大人になってからの「さらけ出し」は、その頃にかえって

その頃に出来なくて溜まっていた「俺をみろ～！私を見ろ～！」っていう欲求を放出しているように感じる。

思う存分子どもになるのを赦している感じがしている。

そして本人の気がすんだら内側が満たされるので、自然と周りに「与える」ことが出来る人になっている。

大地のプレートが、長い間のひずみによって溜め込んだエネルギーを放出して地震が起こるみたいに、インパクトのあるさらけ出し。

地震が起こって大地が裂けて地形が変化して、新しい世界がつくられていくように、さらけ出しも必要な人には本当に必要。

でも、自分が「賢い大人であること」も忘れない。

子どもに戻りながらも、

大人の目線で「本当は自分は何が欲しいんだろう」と自分を見つめる。

これがとっても大事なんだと思う。

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2015年5月9日（土）開催

『劒持奈央・秀樹　性とパートナーシップのお話 in能楽堂』

◇facebookページ◇

https://www.facebook.com/events/1546880628898208/

◇こくちーず　イベントページ◇

http://kokucheese.com/event/index/274924/

松井 雅人

【 本日開催 】劒持奈央・秀樹　性とパートナーシップのお話 in能楽堂

2015年4月16日 · 

【与え合い】

「与える」には、

男性性的な与え方と女性性的な与え方があるように思う。

(男性の与え方、女性の与え方ということではありませんよ)

モノやサービスを与える。

嬉しいプレゼント、楽しいトーク、面倒なことを引き受けてくれること…

これらが男性性的な与え方かな。

受け取ることもまた与えることだと思う。

受け入れてくれること、認めてくれること、与えたものを喜んで見せてくれること、嬉しい・楽しいという感情を出して見せてくれること･･･

これらが女性性的な与え方かな。

そう考えると「与え合い」になるように思う。

「劒持奈央・秀樹　性とパートナーシップのお話 in能楽堂」

ここで話をしてくれる劒持奈央と秀樹さんとの間には、

その「与え合い」が成り立っているんじゃないかな～と思っています。

ぼくはそう思いました。

オレのモノを買ってくれ

オレのこれをもらってくれ

オレの話を聞いてくれ

オレを認めてくれ

ワタシのこの感情を受け取ってくれ

ワタシのこの共感を受け取ってくれ

　：

　：

これらを見てどう思いますか？

何だか消耗する感じがするのはぼくだけ？

また、これらの言葉が直接出ていなくても、それが見え隠れしていたらどうだろう。

相手にとって楽しいこと、嬉しいこと、気持ちよいこと、面白いこと、助かること、智慧になること…

これらを与えていますか？

時々ぼくは”自分実験”として女の子のいるような店に行くことがあるんだけど、

そこで「サービスを受ける」という意識になってしまっているときと、逆に「(相手にとって気持ちよい)サービスを与える」意識になっているとき、返ってくるものが格段に違うことが分かります。

女性性的な与え方でも、男性性的な与え方でも、与え合いのリターンは返ってきます。

相手が”サービス”としてサービスをしていたとしても、こちらの意識次第でだんだん相手の意識も変わっていきます。

短時間であっても何らかの積み重ねになっているんでしょうね。

この与え合いが楽しかったり、嬉しかったり、気持ちよかったりすると、それに応じた感情を相手に与えることになるから、お互い相乗効果になったりします。

巷ではよく自分をさらけ出すのがいいという風潮があるけど、どうだろう。

それが相手にとってどうなのか。

それが相手にとっていいものだったら、それに応じたリターンが返ってくるんじゃないかなぁ。

「○○してくれ」と「与える」ことは、実は紙一重だったりします。

すぐにどちらかに傾いてしまう。

「○○してあげる」は、時に「○○してくれ」が見え隠れすることもあるよね。

「自分軸」もいいけど、相手のためにならない「自分軸」は結局、自分のためにならないのかもしれない。